【6月13日(木)開催】令和元年度 消費者大学講座<第2回>『ミネラルウォーターについてのお話』の模様

 令和元年5月9日(木)から8月30日(金)までの間に、当分館の会議室にて計6回に渡り開催された令和元年度の『消費者大学講座』が全て終了いたしました。新宿区が委託し、新宿区消費者団体連絡会の主催で開かれる同講座は、「地域における消費者教育の人材育成」を目的として毎年開催されており、この一連の講座のうち5回以上受講した方には区長から終了証書が授与されます。

 消費者大学講座第2回は『ミネラルウォーターについての話』というタイトルのもと、一般社団法人ミネラルウォーター協会事務局長である渡辺健介氏より、ミネラルウォーターの法規や基準などについてお話がありました。

 法律上のミネラルウォーター類の定義は「水のみを原料とする清涼飲料水」と規定されており、いわゆるミネラルウォーターだけでなくソーダ水やミネラルを人工的に付加したものも含んでいます。このような成分を人工的に調整した「ボトルドミネラルウォーター」や成分を人工的に調整していない「ナチュラルミネラルウォーター」の違いや法律上の規定、またその作られ方などについて解説がありました。

 さらに、ヨーロッパの水はカルシウム・マグネシウムを多く含んだ「硬水」が多いのに対し、日本の水の多くが「軟水」であり、その違いや特長についても詳細な説明がありました。