【8月21日(水)開催】令和元年度 消費者大学講座<第5回>『消費者安全確保地域協議会』の模様

 令和元年5月9日(木)から8月30日(金)までの間に、当分館の会議室にて計6回に渡り開催された令和元年度の『消費者大学講座』が全て終了いたしました。新宿区が委託し、新宿区消費者団体連絡会の主催で開かれる同講座は、「地域における消費者教育の人材育成」を目的として毎年開催されており、この一連の講座のうち5回以上受講した方には区長から終了証書が授与されます。

 第5回目となる消費者大学講座では、消費者庁 地方協力課の待鳥三津子氏をお招きして講演をしていただきました。

 『消費者安全確保地域協議会』とは、近年増加する特殊詐欺といった消費生活上の被害から、高齢者や障がい者など特に配慮を要する方が被害に逢わないように地域で見守るためのネットワークのことを指します。

 講演の前半では、電力自由化に伴う詐欺や、暗号資産(仮想通貨)や定期購入詐欺といった最新の消費者被害の事例について学びました。後半では今回のテーマを元に作成されたDVDを視聴し、その後、待鳥氏から実際のさまざまな事例についての紹介と問いかけがあり、参加者は今回の講演で学んだ内容を元に実際にどのように行動するかを考えることで、正しい情報を知ることの重要さと相談の大切さについて学び合いました。